火渡り神事

本日、中津江村の岩屋不動尊にて、火渡り神事に参加してきました。

山奥にも、待ちわびた春の陽気を感じる快晴でした。久しく感じてなかった高い空です。

車を停めて、中津江村の絆事務所の裏にある、岩屋不動尊に歩いて近づいて行くと、遠くからでも聞こえる太鼓のリズムと般若心経の読経が、神事の非日常性へ誘ってゆきます。

上がってみると、たくさんの人で賑わっており、大きな岩と岩の裂け目に祈祷場が設けられて、護摩の煙と木漏れ日の中、なんともいえない気持ちの良いエネルギーが流れていました。
御神酒をいただき、火渡りに並びます。

和尚さんが、一人一人に法具を当てながら、健康を祈祷し、炭の中を歩いて行きます。

僕も一歩づつ熱さを確かめながら歩きました…
熱くないと言ってたら、2回目は火を足されてました笑


すぐ隣には、通ると厄を取り去ると言われている岩の隙間があると教えていただき、早速通りました。
人ひとりがやっと通れる、狭い岩の隙間に入ると、静けさに包まれ、上を見上げるといい隙間が♪

一番奥には、とても素敵な柔和な顔のお顔のお大師さん?がお座りになられてお迎えしてました。
外へ出て戻ると、お坊さんが皆さんの身体の痛みを和らげるために、不動明王の真言を唱えながら、暖かい薬草の入ったクッションで、お手あてしてます。
僕も冬の山仕事で痛めた腰をお願いしました。
農作業や山仕事は体力勝負であり、山の生活で、健康第一は切実なこと。
健康への祈りと日常生活がシームレスに根付いていて、春の陽気がそうさせるのか、神々しく切実でありながらも、軽やかな神事だと感じました。



その後、津江で製作したゆずの発酵ピューレを販売していただけるとのことで、南小国にある、花豆符さんにお届けしました。
花豆符さんありがとうございます♪
ご飯も優しいお味で、とても美味しかったです♪

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上津江の山暮らし

木工作家。福岡出身。36歳。 2016年10月〜工房を求めて、大分県日田市上津江町に移住。 山に囲まれた環境で、築100年の古民家をのんびりとリフォームしつつ、薪の風呂と薪のストーブを使って生活しています。 慣れない山の暮らしに、多くの人に助けられつつ、豊かな自然の中で、犬と猫と楽しく暮らしています。 家は7DK。Dは土間です。 のんびりと更新していきますので、よろしくお付き合い願います。